巨人が投打で及ばず、今季9度目の完封負けで1カ月ぶりの4連敗を喫した。巨人山崎伊、阪神西勇の両先発が好投を続け、6回まで両軍無得点のハイテンポで迎えた7回に山崎伊がアクシデントに見舞われた。

無死二塁、阪神佐藤輝に1ストライクから2球目を投げた直後、捕手大城がベンチに異変を訴えた。山崎伊は一塁側ベンチに下がり、そのまま7回途中3安打1失点で降板となった。

2番手今村が緊急登板も佐藤輝に先制の左前適時打を浴びた。8回にはクロールが2死一、三塁から佐藤輝に中越えの2点適時三塁打を打たれた。さらに2死一、三塁からワイルドピッチでこの回3失点目を献上した。

打っては阪神西勇のテンポの良い投球を前に3安打完封負け。8回には大城の二塁打と代打ウィーラーの四球で1死一、二塁とこの日最大のチャンスを作るも、吉川が左飛、坂本が二飛に倒れた。

これで勝率で並んでいた4位阪神に突き放され、5位に転落。連敗が始まった16日DeNA戦(横浜)から4試合で7得点となった。

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