日本ハムは福岡の今季最終戦を白星で飾れず、2カード連続の同一カード3連敗となった。3連戦前には10勝7敗1分けと唯一、勝ち越していた相手だったが、終わってみれば、五分に。故郷福岡で連敗を止められなかった新庄剛志監督(50)は「(ソフトバンクに)6連勝の後の3連敗。やられましたね。層が厚いっすね~」と、首位ソフトバンクの強さに感嘆した。

先発した左腕の加藤を筆頭に、投手陣が今季最多4被弾と撃沈した。打線もはね返す力がなく、5回1死三塁から中島の犠飛で1点を奪うのがやっと。エンドランでチャンスを広げた2回1死一、三塁では、谷内に打たせて三併殺打と勢いに乗れなかった。

試合後には、BIGBOSSと選手たちが、帽子を取って客席に一礼。大型ビジョンには、来年3月、北海道北広島市に開場する新球場の映像が流れ、敵地ファンへ新たな時代をPRした。パ5球団の協力もあって、今後、全ての敵地最終戦で行う予定だ。

来季は他球場に先駆け、1日早く“先行開幕”する日本ハムの新球場。「新しい球場に対して心遣いをしてくれて感謝したい」と気持ちを込めた新庄監督は、ちゃめっ気たっぷりに「電車が早く出来て欲しい!」と、最寄り駅の設置を求めた一方で「最初は物珍しさで来てもらって、シーズンが始まってからは、球場を見に来るんじゃなくて、選手やチームを見に来てもらえるように」。残り31試合。魅力的なチームになるよう、全力を注ぐ。【中島宙恵】

○…日本ハムのペイペイドームでのシーズン最終戦となった試合後に、大型ビジョンで本拠地として今季限りとなる札幌ドームでのソフトバンク戦の名シーンとともに、来春開業予定の「エスコンフィールド北海道」を紹介するVTRが流れた。来季は他球団に先駆けて開幕戦が前倒しで開催される。BIGBOSSは「新球場に対しての心遣いに感謝したい。ファイターズが勝たないと来てもらえないので、面白い野球をするチームにもっていけたら」と話した。

○…福岡出身の古川裕が、地元のペイペイドームで初安打を放った。2回はエンドラン成功となる右前打。5回には右中間への二塁打を放った。「昨日も一昨日も打てていなかったのでよかった」とホッとした表情を見せた。19、20日は両親と妹が観戦。家族の前で打つことは出来なかったが、同球場での今季最終戦で意地のマルチ安打。来季は同球場でもっと「活躍できるように」と誓った。

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