プロ野球は、新型コロナウイルス陽性となっても無症状であれば、バブル方式で選手の個人練習を可能とすることにした。22日の臨時12球団代表者会議で方針を確認した。

陽性が出た検体採取日から2日目、3日目に2日連続で抗原定性検査を行い、そこで陰性が確認できれば、バブル方式による個人練習または隔離者同士の練習を可能とする。

「バブル方式」とは、外部との接触が遮断された施設で、療養施設から他者と接触がないよう専用車で往復し、陽性でないチーム関係者と接触のない時間帯に練習することをいう。エリアを特定し、動線の分離も徹底。トイレは個室を使い、シャワーの使用は原則禁止とする。

無症状者は個人練習を可能とすることで、療養期間中でもコンディションを整える時間を確保し、療養解除後なるべく早く試合に復帰できることを目指す。