新型コロナウイルス陽性から復帰し「2番左翼」で先発した中日大島洋平外野手(36)が、打線をけん引した。

3点リードの4回2死二塁での中前適時打など4打数2安打。打率を3割2分3厘に上げ、令和初の3冠王へ猛進するヤクルト村上に5厘差の2位につけた。「(首位打者は)意識するが、相手の数字を気にしてもしょうがない。自分の数字を上げれば、チームの勝利にもつながる」と話した。打線も呼応し14安打5得点で快勝。3位の阪神に4連勝で3.5差。5位広島には1差で、最下位脱出が見えた。

▽中日立浪監督(最下位ながら、3位阪神に3・5差)「いまいるメンバーで毎試合全力でやるスタイルは変わらない」

▽中日大野雄(阪神戦無失点は21イニングで止まるが6回途中2失点で6勝目)「石橋を始め、よく守ってくれた野手の皆さんに感謝しています」

▽中日岡林(プロ入り初の1試合4安打)「いつも3安打で止まっていたので、もう1本出てすごくうれしい」

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