元宝塚で女優の真飛聖(45)がファーストピッチセレモニーに登場した。マウンドに向かう前に、ソフトバンク本多雄一コーチ(37)と練習してから臨んだが、ボールは指に引っかかり、大きく左にそれ、地面に転がった。「事前の取材で『真飛だから真っすぐ飛ばします』なんてこたえていたのに。もうやだ。せっかく教えてもらったのに。しっぽ丸めて帰りたい。申し訳ございませんでした」と真顔で謝罪した。

始球式も硬式ボールを投げるのも初体験。「平場でやったときは飛んだのに。このままやればいいと思ったら、マウンドの感覚をつかめないまま終わってしまった。もし、もう1度呼んでいただけたらリベンジしたい」と悔しがった。

元花組トップで映画、ドラマ、舞台、バラエティーなどさまざまな分野で活躍中。北海道を舞台にした9月17日放送のNHK特集ドラマ「続 遥かなる山の呼び声」では、阿部寛演じる森山耕作の妹役・森山加奈を演じる。この日は放送日にちなんで背番号917を付け登板。「コロナ禍で少なくなっている人との関わりや、会話することの大切さ。そういうメッセージ性もあるので、楽しんでもらえたら」と話した。

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