首都大学野球1部の明学大・佐藤幹投手(4年=駿台甲府)がプロ志望届を提出する意向であることが27日、分かった。大学入学時は内野手だったが、2年秋に金井信聡(みちさと)監督(58)に投手としての素質を評価され、転向。投手歴わずか2年という未完の大器が、10月20日ドラフト会議での指名を待つ。

今春2部リーグでは8試合で3勝をマーク。30回1/3を投げ、自責点わずか2。防御率0・59と圧倒的な数字を残し、最優秀選手に選出。同大を2部優勝と29季ぶりの1部復帰へ導いた。最速150キロを誇る球質の重い直球を中心に、相手打者を次々と打ち取る投球スタイルが武器。志望届は9月中にも提出する予定だ。

◆佐藤幹(さとう・もとき)2000年(平12)7月4日生まれ、山梨県出身。駿台甲府から明学大へ進学。176センチ、82キロ。50メートル走6秒2。遠投120メートル。右投げ右打ち。

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