阪神佐藤輝明内野手(23)がダメ押しの走者一掃の適時三塁打でとどめを刺した。4点リードの6回1死満塁から広島島内の低め149キロを強振。「抜けてくれてよかった」と、打球は猛スピードで一塁線を突き抜け、快足を飛ばして悠々と三塁へ。リーグ2位となる7本目の三塁打を記録した直後に雨により試合が40分中断。試合が再開し、大山の適時打で8点目の本塁を踏んだ。

ルーキーイヤーの昨季は25打数無安打と苦しんだ9月だったが初日で“鬼門”を突破した。今季満塁時の打率は試合前まで1割6分7厘と苦手としていた中で、チャンスをものにした。「打点を挙げるチャンスですし、頑張ります」。守備では2回先頭の坂倉の右中間への打球に体勢を崩しながらスライディングキャッチをみせ、「才木が頑張ってくれてましたし、そんなに強い打球じゃなかったので」とサラリ。攻守で同学年の才木をもり立てた。

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