阪神矢野燿大監督(53)が、虎の若き右腕を絶賛した。先発の才木浩人投手(23)が6回を自己最多タイの9奪三振3安打無失点。試合は激しい雨で6回途中、降雨コールドゲーム。才木が“プロ初完投初完封”を飾った。矢野監督の一問一答は以下の通り

 

(テレビインタビュー)

-雨の中の激闘、先発の才木は6回無失点

「いやもう、申し分なくね、本当にいつものいいストレートと、きょうはフォークもすごくよかったのでね、三振も取れましたし。本当に間隔を空けての中でね、毎回いい投球をしてくれています」

-打線は6回途中まで13安打で8得点

「まあ欲を言えばね、もうちょっと前半ね、点を取っていい流れでというところが欲しかったと思いますけど。中盤以降ね、いい形で、チカ(近本)も久しぶりにホームランが出ましたし、打線もね、つながったというところがあったので。よかったかなと思います」

-今日も大山のバットで先制、そして追加点

「そうですね、打点もね、どんどん増えていますし。もちろんテル(佐藤輝)にも打ってもらいたいですけど、今、悠輔が引っ張って行ってくれているんでね。そういうところでは悠輔の前にね、しっかりためていきたいなと思います」

-その佐藤輝にも打点3がついた。

「まあ、内容的には、もっともっと良くなってほしいな、というのももちろんあるんですけど、まあでも1本でバッターは変わるところもあるんで、そういうところでは1本出て良かったなと思います」

-雨にほんろうされながら4位広島に同一カード3連勝

「今年はずっとね、広島にやられて悔しい思いをしてきたんでね、この終盤で3つ勝てたのっていうのは本当に大きいですし、明日からジャイアンツを迎えるんでね、そういうところでも投手陣も万全の状態でいけると思うんでね、本当にいい(形で)3つ勝てたなと思います」

-巨人戦に向けても大きな3連勝

「点も取れたっていうのも、もちろん雨もあったけど、中継ぎのピッチャーもね、温存出来たようなところまで才木が持って行ってくれたので。そういうところではいい形で、最高の状態で巨人戦にいけるので、中身的にも大きいかなと思います」

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