ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、今季50号3ランを放った。両軍無得点の3回1死一、三塁。中日のエース大野雄のカットボールを、豪快に右翼スタンドへたたき込んだ。日本選手では02年松井秀喜(巨人)以来、20年ぶりのシーズン50発。22歳シーズンでの到達は64年王貞治(巨人)の24歳シーズンを更新する史上最年少となった。試合後の一問一答は以下の通り。
-打った瞬間の手応えは
「はい、行ったと思いました」
-本塁打を確信していた
「いつもほどじゃないですけど、いい角度で上がってくれたので、はい、入ったかなと思いました」
-いい場面で打席が回ってきた
「何とか先制点を取りたいなと思っていましたし、本当に最低限の仕事はしようと、外野フライでも1点は入るので、何とか外野に持っていこうという意識で打席に入りました」
-同じ背番号55番の松井選手と並ぶ50号
「この番号をもらった時から、目標にしていましたし、その数字っていうのを今日、並べたというのは誇りに思いますし、でも、まだまだ先の目標っていうのを自分の中でで達成できるように頑張りたいと思います」
-まだまだ先の目標とは
「僕は数字的なことじゃないんですけど、『日々成長を』というのを掲げているので、本当に今まで1本のホームランだったり、1本のヒットというのはすごくいいんですけど、そこで満足せずに、また明日、明後日と常に成長したいなと、常に打ちたいなと思っているので、そこが僕の目標なので、応援よろしくお願いします」
-1カ月前にこの神宮で、5打席連続本塁打を打った
「たくさんのファンの前の皆さんでこうしてプレーできるのは、本拠地のチームとしてうれしいですし、力になっているので、本当に雰囲気をもらっています」
-DeNAが敗れて7ゲーム差になった。残り試合への意気込みは
「本当に残り試合少なくなってきて、何というか、変なプレッシャーをかけられながら、日々試合をしているんですけど、そのプレッシャーに負けずに、チーム一丸となって、勝ちをもぎとって、何とか突っ走っていけるように頑張ります」