西武高橋光成投手(25)が2年連続の2桁勝利を懸け、6日ロッテ戦(ベルーナドーム)に先発する。

5日、カーミニークでキャッチボールなどの前日調整。現在、防御率2・33の9勝の右腕は「いつも思うことは同じです。自分の力を出しきって、勝ち切りたいと思います」。ロッテの足を警戒し、「無駄なランナーを出さないこと」を意識し、マウンドに立つ。パ・リーグはゲーム差なしで、3チームがひしめき合う状態にある。「自分の勝ちも大事ですが、チームが優勝争いをしている中なので、チームが勝てる投球をしたいです」と語った。

前日4日にはエンスがチームの外国人左腕では69年ぶりとなる2桁勝利に到達した。3連勝中のエースは「エンスは見習うところがたくさんありますし、大事な試合で自分の投球ができるのはすごいと思います。自分もビシッと決めたいと刺激を受けました」と誓った。