日本ハムの元監督で、現エンゼルス選手育成コーチのトレイ・ヒルマン氏(59)が、試合前のメモリアルピッチセレモニーに登板した。リーグ連覇時に活躍した新庄剛志監督(50)や森本稀哲氏(日刊スポーツ評論家)らOB選手がバックを守った。ノーバウンド投球にヒルマン氏は「年寄りとしては、まずまずの登板だったと思います。マズマズ」と日本語を交えて振り返った。

北海道移転当初から7年間、着用したユニホームで試合に臨む「FIGHTERS CLASSIC」期間中のイベントの一環で行われた。ヒルマン氏は06年に日本一に導き、新庄監督(50)とは04~06年にともにプレー。試合前には新庄監督とBIGBOSS STAGE上に並んで座って談笑した。「あそこに上がるのに入館料みたいなのが取られたので、まずはそれでちょっとムカッとしました」とユーモアたっぷりに明かし、「監督就任したときに少しやりとりしましたけど、あの時と全く変わらない気持ちで今指揮を執っている。とても感銘を受けて、監督として一歩一歩成長しているんだと感じました」と目を細めた。

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