楽天田中将大投手(33)が日米通算190勝目を挙げ、チームをAクラスへ押し上げた。

1ゲーム差で追う3位西武との4連戦初戦。7回を4安打無失点と好投し、今季9勝目を挙げた。前回登板では6失点の背信投球。日本では初めてとなる10敗目を喫していたが、汚名返上の投球で白星を手にした。お立ち台では「ここ最近、自分自身ふがいない投球が続いていましたし、この4連戦は非常に大事な連戦だと思っていましたので、その頭を何としても取るんだという強い気持ちだった。僕自身の投球はいまいちだったんですけど、守りのいいプレーに助けられて、なんとかリズムに乗れて投げることができました」と感謝した。

日米通算190勝は、現役最多。大きな節目まであと10勝とした。「皆さんの助けがあって、ここまで積み上げてくることができたと思いますので、いろんな方々に感謝したいですし、やっぱり200という数字は意識するので、1つ1つまた積み重ねていきたいと思います」。敵地で先勝したチームは、25日ぶりにゲーム差なしの3位に浮上した。

【ニッカン式スコア】17日の西武-楽天戦詳細スコア