阪神の次期監督に内定している岡田彰布氏(64)が28日、ヤクルト24回戦(神宮)でABCラジオの解説を務めた。

今季不振だったジェフリー・マルテ内野手(31)やメル・ロハス・ジュニア外野手(32)ら助っ人外国人について「1年の中で大事な、この試合に外国人がスタメンにいない」と、寂しそうに話した。

昨季22本塁打を放ったマルテは度重なる右足の故障で今季はこの試合前まで32試合でわずか1本塁打。「打ったのは昨年だけでしょう。ケガが多いと計算できない。1年間通じてできないと」と厳しかった。

ここ数年、投手も含め7人、8人と多くの助っ人外国人がいるが「多すぎますよね。入れれば入れるほど日本人のポジションがなくなるんでね」と、持論を展開した。

近年は30本、40本と打つ外国人選手が少ない中、「外国人は打点でしょう。何番を打たせるかにもよるが、相手に怖さを与える存在でないと」と、勝負強さが最優先と話した。