日本選手最多のシーズン56号本塁打に王手をかけるヤクルト村上宗隆内野手(22)が、先発メンバーから外れた。スタメンから外れたのは、コロナ特例で抹消された8月に続き今季2度目。

試合前の練習には通常通り参加し、フリー打撃でも柵越えを連発していた。

 

【ヤクルト先発メンバー】

1(中) 塩見

2(右) 松本友

3(左) キブレハン

4(一) オスナ

5(三) 宮本

6(捕) 中村

7(遊) 長岡

8(二) 武岡

9(投) サイスニード

 

村上は13日巨人戦(神宮)で55号3ランを放って以降、より厳しくなるマークに苦しんだ。25日の優勝会見では個人記録により注目が集まる状況に「もっともっとプレッシャーかけて、押しつぶすくらいプレッシャーをかけてもらいたい」と力強く話していたが、試合前時点で今季最長の13試合、57打席ノーアーチ。

それでも9月30日広島戦(マツダスタジアム)では、2試合連続となる右前打を放ち、今季118個目の四球をきっちりと選んだ。高津監督も「表情も明るいし、上向きなんじゃないかと思います」と復調気配だった。

打率は試合前時点でリーグトップの3割1分7厘。2位の中日大島とは2厘差で、55本塁打、132打点と合わせ、3冠を維持している。

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