巨人は連敗を3で止めて今季を終えた。

初回にチーム唯一の全試合出場を果たした丸の適時打で先制し、DeNAの猛追を振り切った。この日時点でチーム防御率(3.69)と打率(2割4分2厘)がリーグワーストと投打がかみ合わず、5年ぶりのBクラス。自身初めてCS進出も逃した原監督は「まだすべてを総括する余裕はありません。選手は悔しさを思っていてくれていると思うんでね。私自身も悔しさを忘れず、次につなげていくことが大事だと思います」と話した。

○…エース菅野が2年ぶりに2桁勝利を挙げた。毎回走者を背負うも要所を締め5回7安打無失点。10勝7敗、防御率3.12で今季を終え「満足してはいけないが10勝は素直にうれしい」。状態が上向いた後半戦を踏まえ「これを来年のスタートからできればすごく良い成績が出せる」と総括した。原監督は「本来15勝、16勝という期待をしているわけですから何かステップアップの材料としてつなげてくれるといいですね」と来季に向けた。

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