広島は2日、河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチ(54)が、球団に辞任を申し入れ、了承されたと発表した。

昨季就任した河田ヘッドはCSを逃し、「来年やっていいもんかどうか、俺はそう思ってしまった。2年間やって結果が出なかった。俺の中では当然」と決断の理由を明かした。

一問一答は以下の通り。

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-辞任が発表された

なかなか2年間、そこ(CS)まで行かないのはちょっとね。正直、来年やっていいもんかどうか。人それぞれ感覚は違うと思うけど、俺はもうそう思ってしまったので(辞意を)受け入れてもらうことになりました。

-いつごろ辞任を意識

いつごろとか言うんじゃなしに、大体ヘッドコーチをやって、2年間やって結果が出なかったからね。俺の中では当然かなというところ。

-思い通りにいった部分、そうでない部分

その部分的がどうのと言うんじゃなしに、やっぱり結果だと思う。打率がどうの、防御率がどうのとか、そういうのじゃなくて、防御率が悪くたって、打ちまくれば勝つわけで。結果の世界ですから。というのが一番。監督もさみしい思いをね。3年間、Aクラスなしでちょっとさみしかったと思うけど、監督の力になれなかったと思うし、一番は自分の力不足というところ。

-今季は監督代行も務めた

10試合だったけどね、楽しかったよ。ただ、なかなかメンツもいなかった中で、いろいろやりくりしながらね。(ヤクルト村上宗隆内野手に)申告敬遠してみたりね、楽しいところもあったし。去年ベンチにいたんだけど、今年(三塁)コーチャーボックスに出て、またあのときに(監督代行で)ベンチに戻ってという。それも1つ、いい経験になったかなとは思うけどね。まあ、何でもそうだけど、もしまたユニホーム着ることになったら、今後に生かせればと思うこともあるしね。

-今後については

特に何かがあったから、こういうこと(辞任)を言ってるんじゃないし、(鈴木球団)本部長からは「野球しかできないんだから野球をやれ」と言われているけど、実際、歳も歳だし、今後どうなるかという感じだけどね。本当にどこがどうとか全くないから。

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