オリックスが史上初となるリーグ最終日の逆転Vで、2年連続14度目の優勝を果たした。仰木監督やイチローらを擁した95、96年以来のリーグ連覇。

勝利が絶対条件だった楽天戦に逆転勝ちし、優勝マジック1だった首位ソフトバンクがロッテに逆転負けしたため、同率ながら対戦成績が上のオリックスに凱歌(がいか)が上がった。前回連覇時のV戦士でもある中嶋聡監督(53)が、変幻自在だった仰木采配をほうふつとさせる“ナカジマジック”連発で、劇的ドラマに導いた。次の目標はもちろん、昨季果たせなかった日本一だ。