オリックス宗佑磨内野手が悲願の日本一を見据えた。クライマックスシリーズ(CS)に向けて京セラドーム大阪での全体練習に参加。「優勝した感覚は忘れました」。すでにリーグ連覇の喜びは胸にしまい、バント練習で中嶋監督から身振り手振りの指導を受けるなど短期決戦に集中。「1試合1試合区切っていける。切り替えてやっていければ良い」と深くうなずいた。

昨季はファイナルステージ(S)第3戦で一時逆転の2ランを放つなど、日本シリーズ進出に貢献した。「引いたら終わりだと思う。気合です。みんなで頑張って勝ち抜いていけたら」と力強い言葉を並べた。ファイナルSは12日に本拠地で幕を開ける。ソフトバンク、西武、どちらが勝ち上がってきても、万全な対策を練る。【真柴健】

クライマックスシリーズ日程と組み合わせ