あの熱狂をもう1度-。DeNA三浦大輔監督が共同前日会見に出席した。いよいよ8日から阪神とのファーストステージが始まる。同監督は「シーズン中はここ、横浜スタジアムで17連勝という熱い戦いを繰り広げることができました。もっともっと熱い戦いをお見せできるように頑張っていきます」と、8月の快進撃の再現を約束した。

2年連続でヤクルトの胴上げを目の前で見せつけられた。やり返すにはまず阪神をはね返さねばならない。「リーグ優勝を目の前で見た時の先発ですし、悔しい思いがある。リベンジするためにも、まず貴重な第1戦を今永に託しました」と、先発は“あの日”と同じ左腕に任せた。また勝ち抜くには「先制点が一番大きなポイント」と断言し、キーマンに1番桑原を指名。今季阪神戦も11勝2敗と好相性の本拠地で、何としても初戦を制する。

▽DeNA佐野(主将として迎える初のCS)「2位で終わったシーズンでしたけど、まだまだチームスローガンである反撃のチャンスが残されている。チームを勢いづけるように、個人としてもそんなプレーができるように頑張りたい」

◆CSファーストステージの主なルール シーズン2位と3位が3試合制で対戦し、勝利数の多い球団がファイナルステージに進出。引き分けを除いた勝利数が同じ場合は2位球団が勝者となる。昨季はコロナ禍で行わなかった延長戦を実施(12回まで)。12回終了後、同点なら引き分け。12回表終了時や12回裏の攻撃中に後攻のステージ勝ち上がりが確定した場合、その時点で終了する。

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