青学大が敗れ、優勝の望みが消えた。自力優勝の残る国学院大が亜大に敗れ、青学大が勝っていれば、勝ち点4、8勝4敗となり、中大との優勝決定戦になるはずだった。

青学大は1回に左翼手の拙守から2点を失い、3回にも1点を追加された。終盤に入ってからやっと反撃開始。9回には1点差にまで詰め寄ったが、追いつくことはできなかった。

山田拓也主将(4年=東海大相模)は「僕の力不足を感じた。最後、粘れなかったのが実力かな、と思います。1部の厳しい中で(プレーを)できたことがこれからの野球人生で生きてくると思う」と冷静に振り返った。

安藤寧則監督(45)は「ここで出たことが、今までやってきたことの答え。この悔しさをどうつなげるか。1人1人の意識をレベルアップさせていきたい」と話していた。