ロッテ、中日で通算129試合に登板した大嶺祐太投手(34)が27日、自身のSNSで現役引退を発表した。

大嶺は沖縄・石垣島出身で、八重山商工のエースとして甲子園でも活躍し、高校生ドラフト1巡目でロッテに入団。その後15年間プレーしたロッテ退団時も含め、ファンにしっかり感謝の思いを伝えられていなかったことを後悔していた。SNSではロッテ関係者、ファンに対し、以下のメッセージを寄せた。

「16年間、いつもどんな時もご声援ありがとうございました。今年をもって現役生活を引退します。千葉ロッテでは15年間お世話になり、たくさんの方と出会い、支えられ、野球することができました。そして石垣島でキャンプをすることで野球少年、少女に夢を与えていただき、感謝してます。入団セレモニー、プロ初登板のファンの声援はこれから先も忘れることはないと思います。本当にありがとうございます」

その後、1年間在籍した中日についても「馴染みやすく接してくれたことに感謝します。ドラゴンズの大半はリハビリ組で若い選手と過ごす日々が多くて、楽しかったです。リハビリ担当とトレーナーさんたちにはいつもいろいろしてもらって感謝しかありません。本当にありがとうございました」とつづった。

今後については「これからは家族と一緒に次のステージに向けて頑張りたいと思います、またどこかで会いましょう」とした。