天理大が完封勝利で15年以来の明治神宮野球大会へ王手をかけた。

両者無失策の締まった一戦をものにした。1点リードの2回、女房役の小林誠也(まさや、2年=岡山東商)が左翼越えのソロ本塁打で優位に試合を運んだ。

先発の真城翔大投手(3年=高知商)は危なげない投球で9回4安打無失点でリードを守り切り、11月2日に行われる第2代表決定戦に駒を進めた。

ロッテのドラフト2位友杉篤輝(4年=立正大淞南)は「3番遊撃」で出場。3打数無安打となったが「まず勝てて良かった」と話し「明日も勝つことが大事。個人的に1本も出せなかったので、明日も先制のチャンスを作ってくれると思うので、初回から先制打を打てるように準備したいです」と振り返った。

藤原忠理監督は「(友杉の)状態は心配いらない。逆に、友杉が打たなくて勝てた。明日は爆発してくれると思います」と期待を込めた。