村上宗隆内野手(22)が代表戦4戦連発となる2ランを放った。

5回2死一塁、オーストラリア・グロゴスキからの1発。これで、昨夏の東京五輪決勝のアメリカ戦でのソロ、5日の日本ハム戦でのソロ、6日の巨人戦での2ラン、ソロと4戦5発の量産。「打ったのはチェンジアップ。球種を絞るというよりは来た球を打つ意識でした。2死一塁ということで長打を狙っていました。試合展開的にいいところで追加点を取ることができてよかったです」と振り返った。

前日には、正力賞の特別賞を受賞。日本選手最多、プロ野球史上2位の56本塁打を放ち、令和初の3冠王に輝いた今季成績への栄誉だった。「また明日、違う形で緊張感もあります。勝てるように頑張りたいと思います」と口元を引き締めて臨んだ一戦で、またもファンを喜ばせるアーチをかけた。