ソフトバンクから育成7位で指名を受けた、京大・水口創太投手(23=膳所)が11日、同大学で球団側から指名あいさつを受け「プロに行かせて頂きたいと思います」と力強く語った。

この日は球団側から福山龍太郎アマスカウトチーフ(46)、担当の稲嶺誉アマスカウト(42)が来訪し、話し合いを行った。

医学部に在籍する水口。会談の冒頭では福山アマスカウトチーフから「素晴らしい大学の優秀な学生さんではありますが、我々としては野球の能力を評価して指名させて頂きました」と声をかけられた。

水口はドラフト直前の10月15日、支配下以外ならプロ入りしないことを明言。育成での指名を受け、「育成プランなどをお聞きして納得した上で判断させてほしいという気持ちがあるので、今のところはまだ決まっていません」と話していた。

この日は晴れやかな顔で「プロに行かせて頂きたいと思います」と断言。周りとも相談して決断したといい、「育成という中で、自分がどういう風に成長できるかを思い描くことができた。挑戦したいと思いました」と、若鷹入りを決断した。