阪神岡田彰布監督(64)が12日、侍ジャパンの強化試合を終えて高知・安芸での秋季キャンプに合流した佐藤輝明内野手(23)について、猛烈なダメだしを連発した。当初はレギュラー固定を明言していたが、あきれ返ったのか白紙を示唆するコメントまで残した。一問一答は以下の通り。

    ◇    ◇    ◇

-平田ヘッドと話し込んでいた

「いやいや別にアレや。これからの練習のアレとな、やることと、アレやんか、中野、佐藤の動きよ」

-2人の初日の動きを見て指示を出した

「そうやな、みんなは最初からやってたけど。途中から来たからな。1週間しかないからお前」

-侍とは練習量が違う

「そらお前、全然ちゃうよ」

-佐藤輝の打撃は見ただけだった

「うん。そら、今日なんか特打に入れるとか言うてたけど、大山と。普通に見ても、全然ちゃうやんか(笑い)。まあ、そういうことやろ」

-気になる点は

「そらあるある。そんなんあるよ」

-スタンス以外にもあるのか

「それ以外にもあるよ(笑い)。変えんとお前」

-どんな部分が

「そら、バットのグリップもまだ高いままやしな。そんなん2年間言うてるやんか。2年間、解説で言うてきたよ」

-明日以降は指導していく

「バッティングコーチには言うたよ、そら」

-1週間で伝えるだけ伝えて、オフにやってもらう

「1週間じゃ無理やな。無理や、そんなもん。今なんか悪なってるやん。そうやろ? 見て思えへん? シーズン中よりも今の方が悪いと思うよ」

-1週間でやれることは

「いやだから、本人が他の選手と比較とかしてさ、ボールの、打球の勢いとかさ、感じると思うよ。一緒に打っとったりしとったらな」

-本人が気づかないことには

「『これじゃあかんと』思うと思うよ、俺は」

-その意味では大山と打ったのはプラスか

「いやそれはな、バッティングコーチが前の日からメンバー決めとったんやけど」

-守備の方も教えるべきことが多い

「そりゃ、おーん。守備でも1人目立つやろ。シートノックしてても、動きが目立つやろ。そんだけ違うということよ」

-まずは本人がそこを感じることから

「そりゃ素人が見ても分かると思うで。打球の強さとかな、守備の動きとかにしても」

-コーチから伝えてもらって、監督からの直接指導はまだ

「いやいや、そんなん今そないしてする段階じゃないよ。変えないとな。そら自覚で変えないと」

-素材としていいものがあるのは間違いないが、修正すべき点が多い

「修正すべきっていうか、そらやっぱり年々慣れっていうか、そないして積み重ねていってるわけやからな。1年、2年と。良くなるのが普通やんか。でも良くなっているように見える? この2年間。そら入ってきたときが一番良かったんちゃう? それはおかしいことやんか、はっきり言うて。下手なったらアカンよな、打てんようになったらあかんやんか」

-1年目の夏以降に不振になった

「いや、だから俺、平田に聞いたんよ、そしたら1年目2軍落ちたんやってな。全然知らんかったわ。あの60打席ぐらいヒットなかったんは知ってるけど、2軍落ちたんやな。『由宇でホームラン打って、また上がりました』って平田に聞いとったんや。『へえ~2軍落ちたんや』って、俺知らんかったわ」

-長いスパンで立て直す必要がある

「なあ、時間掛かると思うよ。そら本人の気持ちもな。どういうそら自覚持ってやるかやと思うで。最終的には、そら本人やからな」

-シーズン通して固定するプランは

「一応、そういう予定やったけどな(笑い)。今日の動き見とったら分からへんわ。いや分からん分からん、ホンマに」

-佐藤輝の練習に取り組む意欲は

「どうやろ。あんまりやってなかったんかいな。秋季キャンプは(3年ぶりだから)やってないわなあ。まあ2年間な。ここ来んの初めてやろ? 安芸も。そら、まあ2月なあ、キャンプとかやってるからなあ。でも、一緒に練習してびっくりした。おお」

-入団当初の姿に戻す

「いやいや、もっとようならな。そら2年間もプロでやってるんやから、ほんまに。入団当時はないわ、そら。入団当時であれだけできとったということやから。それから2年たってるっていうことを考えなあかんわな。2年たって、しかし、どっちかっていうと悪なってるよな。飛距離とか、いろんなことを考えたらなあ」

-もっと自然に豪快に打っていたイメージ

「もうちょっと飛んどったんやろ。だから、それがなあ、なんかレフトにこすったようなフライばっかりとか、なあ、今日見とったけど。なんか違うなあと思うなあ。ほんとに」

-打席での怖さとかがなくなっている。当てにいく感じ

「強く振れないよ。見とったらわかるやん。コンパクトに打つ必要ないやんか。あんなバッター。1、2番を打つバッターと違うんやから。みんなタイプがあるからな。長打力を、長いのを打つ、打てる選手やんか、そんなもん。なあ、1、2番のそんなちっちゃいやつにホームラン打てって言えへんがな。自分のそら持ち味が、飛距離というすごいな、あれがあるんやからな。人にはない、なあ。人にはないすごいもんがあるわけやんか、佐藤なんかなあ。そら、お前、うらやましいよな。遠くに飛ばせるいうのはなあ。それを、やっぱり、生かさなあかんわな。ほんまに。ちょこちょこヒット打ってもしゃーないし」

-修正には時間がかかる

「1年間なあ、コンスタントになあ。やってないわけやんか。1年間この2年、夏バテとか60打席ヒットがないとかな」

-現時点ではクリーンアップを任せるのも

「まだ、そこまで。11月やから」

-まずは何から

「いやいや、そら、やっぱり練習できなあかんよ。そういうことやろ」

-意識も体力も

「うん」

-やはり下半身が大事

「下半身やなあ。どっしり感というかな。守備でもそうやわ。守備でもスタンスが狭いよな。だから、突っ立っているように見えるやろ。打撃と共通しとる面あるかもわからんな。打撃もちょっと(スタンスが)狭いから突っ立っているような感じやろ。下半身でもっと力強さみたいなな。土をかむみたいな」

-これまでは

「楽して打てていたんやろ。軽いスイングでも飛んどったんやろな。でも、だんだんプロでインコース速い球を攻められる、対応せなあかんとなってくると結果が出んようになってくるとかな。それを克服せなあかん。プロでやっていく以上は」

-彼のオフの過ごし方

「大事やな。はっきり言うて」

-技術より体

「1年間そらな、続けられるっていうか、コンスタントにな。フルでできる体やな」

-中野は今日から完全にセカンドを

「やっぱりティーとかやってても、中野は体が強いやんか。ひと通りこなしよるな。やっぱスイングも速いっていうか、あんまり見劣りしないっていうか、ちゃんと打ってたよな、今日」

-あとはセカンド守備の動き

「まあ、それは慣れたらいけるよ、中野の場合はな。まだ意欲があるやんか(笑い)。やろうとしてるな」

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