広島から巨人に無償トレードで復帰する長野久義外野手(37)が「背番号7」で“完全復帰”することが13日、判明した。

19年1月に、FA加入した丸の人的補償で放出された以降も4年間、空き番号となっていた。長野はかつて「自分の背番号のユニホームを着て応援してくれてるファンの姿は、うれしいですよね。背番号はファンの方々のものでもあるのかなと思う」と話していた。

5年ぶりの古巣復帰が決まるとSNS上で「#背番号7」がトレンド入り。プロ入りから長野が愛用してきた背番号が話題に上がった。ファン待望の“背中”が復活する。

4年間で296試合に出場した広島を去る際には、クールな男が人目をはばからず涙を流した。「気がつけば4年間で倍の信頼できる仲間たちができたのが一番良かったと思います」とチームメートに感謝し、「球団間で話し合っていただいて、僕の将来のことを考えていただいた結果だと思います」と両球団にも深々と頭を下げた。

巨人、広島で愛された男は14年目のシーズンを再び巨人で迎える。「背番号7」。ファンにとっても特別な男が帰ってくる。

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