今季限りで現役を引退した西武の熊代聖人2軍外野守備・走塁コーチ(33)が23日、ベルーナドームでのファン感謝イベントでファンに“訓示”をした。引退スピーチで涙がこみ上げた後、最後は、らしく明るく締めた。

いつものように「みんなええか」と切り出した。

「ライオンというのは群れで狩りをするよね。ライオンズ球団、球団関係者、選手、監督、コーチ、そしてファンの皆さん。1人でも欠けたら、群れで狩りをすることはできん。だから2023年、来シーズンは誰1人欠けることなく、優勝を目指して頑張っていきましょう。レッツゴー。10年間ありがとうございました」

その直前。スピーチでは、お世話になった人、家族の感謝を述べて涙がこぼれた。現役時代はムードメーカーとしても存在感を発揮していた。その生き様を示すように、最後もファンに引退を報告する場も盛り上げた。

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