明大(東京6大学)が接戦を制して国学院大(東都大学)に勝利し、6年ぶり7度目の優勝を飾った。国学院大は、初優勝に手が届かなかった。

3回2死一、三塁で、蓑尾海斗捕手(4年=日南学園)が3球目の外角115キロにうまく合わせて右前打とし、1点を先制。

先発の村田賢一投手(3年=春日部共栄)は、持ち味の打たせて取る投球で、国学院打線を散発5安打に抑え、大舞台で完封をやってのけた。

国学院大は、来年のドラフト候補に挙がる武内夏暉投手(3年=八幡南)が先発し3回1失点。ケガから復帰した坂口翔颯投手(2年=報徳学園)が2番手として、キレのあるボールで4回を無失点に抑えたが、打線がつながらなかった。