日本ハムの河野竜生投手(24)が30日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3000万円から300万円の減額提示を受け、2700万円でサインした。

今季は21試合(先発3試合)に登板し、3年目で初めての未勝利。減俸となったが「先発も中継ぎも中途半端になってしまった。新球場となる来季は先発なら100イニング以上、中継ぎなら終盤の緊迫した場面を任せられるようなピッチャーになりたい」と目標を掲げた。

9月には第1子となる長男が誕生し、オフに入ってからは“イクメン”としても奮闘中。「ミルクの時間はつくってあげてオムツも替えている。シーズン中は妻に苦労をかけた。オフはなるべく負担を減らせるために、できることはやろうと思っている。悔しいシーズンになったが、来季は家族のためにも頑張りたい。やり返したい」。パパとしての役割もこなしながら、雪辱のシーズンに向け準備を整える。(金額は推定)