阪神が岡田彰布監督(65)の口癖でもある「そらそうよ」を商標登録出願した。

球団の担当者は「岡田監督のもっとも広く知られるフレーズ。球団が使用できなくなることがないように商標登録することにしました」と説明した。

特許庁の外部サイト「J-plat pat」によると株式会社阪神タイガースが「そらそうよ」を11月28日に出願し、6日に商標出願の情報が公開された。

岡田新監督が就任後、すぐに「そらそうよ」の商標登録へ動いた。「そらそうよ」グッズを作るためではなく、過去の苦い思いを繰り返さないためだ。

02年2月に無関係な男性が「阪神優勝」を商標登録。球団公認ではない「阪神優勝」のTシャツを販売し、商標登録使用料を受け取ったなどトラブルが起きた。その後、その男性の「阪神優勝」は無効となった。

岡田新監督が「アレ(=優勝)」という言葉を使い、早くも来季18年ぶりのリーグ優勝への機運が高まっている。球団はフィーバーになる前に、タイガース、岡田監督のブランドを守るために動いた。