阪神は15日、ヨハン・ミエセス外野手(27=前レッドソックス3A)と来季の契約を結んだと発表した。推定年俸は50万ドル(約7000万円)で、背番号は55。ミエセスは球団を通じて「阪神タイガースがこうして再び日本に行く機会を与えてくれたことに、心から感謝します。そして、今まで健康で大好きな野球を続けてくることができたことに感謝して、日本でもチームのために全力でプレーします」と第一声を届けた。
超ヘビー級助っ人がやってくる。身長185センチで体重120キロ。今季12球団の最重量はソフトバンク・リチャードの117キロだったが、現時点ではミエセスが最重量だ。阪神では20年に在籍した193センチ、122キロのボーアの例があるが、嶌村球団本部長は「120キロですけど、全然動ける」と、太鼓判。決して“重い”印象ではないようだ。
機敏さは体格に反比例しても、パワーは体格に比例している。昨夏の東京五輪にドミニカ共和国代表で出場。3位決定戦の韓国戦(横浜)では元阪神の呉昇桓投手(40)から左翼に特大2ランを放ち勝利に貢献した。岡田監督もマイナー通算140発の長距離砲に大きな期待を抱いている。
描く活躍像は巨人のアダム・ウォーカー外野手(31)だ。ミエセス同様に、メジャー経験はなかったが、1年目の今季23本塁打をマーク。指揮官は「(ウォーカーのように)可能性を秘めた感じの外国人やと思うよ」と活躍を信じている。リリーフのジェレミー・ビーズリー(27=パイレーツ)、先発のブライアン・ケラー(28=レッドソックス3A)の獲得発表に続き、野手は補強第1弾。ドデカい1発に期待が高まる。【前山慎治】
◆ヨハン・ミエセス 1995年7月13日生まれ、ドミニカ共和国出身。13年からドジャース傘下のマイナーでプレー。18年にはカージナルスへ移籍し、19年に3A初出場。21、22年にはレッドソックス3Aでプレーし、メジャー経験はない。21年東京五輪では、ドミニカ共和国代表として銅メダル獲得に貢献した。185センチ、120キロ。右投げ右打ち。



