阪神梅野隆太郎捕手(31)が「A.R.E.」を胸に新外国人投手勢を引っ張る。17日、大阪・摂津市内で「SSK野球教室」に参加。半数が未経験者の小学生60人と交流した。終了後には発表された新スローガンを聞き、「そのままスローガンになるのはいいこと。自分たちはアレを達成できるようにしっかり動いてやっていくしかない」ときっぱり。頂点へ、さらに気持ちを高ぶらせた。
18年ぶりのV奪回に向け、「新助っ投」の先発右腕ブライアン・ケラー投手(28=前レッドソックス3A)、救援右腕ジェレミー・ビーズリー投手(27=前パイレーツ3A)のサポートにも意欲的だ。「チームの一員なので、パフォーマンスを最大に発揮できるように捕手として取り組んでいきたい」。今季はカイル・ケラーなど新外国人の入国が開幕直前までズレ込んだ。23年はいち早く新戦力の持ち味を引き出していきたいところだ。
すでに岡田監督から来季の正捕手に指名されている梅野。「ゲームじゃないと分からない、あうんの呼吸は大事にしていきたい」。アレ実現のため、野手最年長が扇の要として役割に徹していく。【三宅ひとみ】
○…板山祐太郎外野手が大分・津久見市で母校・亜大出身のプロ選手による野球教室に参加した。県内21チーム386人の小学生の前で攻守を実践。「野球人口が減っている中できることはないかというところで、子どもたちにも頑張ってほしいし自分も頑張ろうという気持ちになりました」秋季キャンプでは岡田監督から注目選手として名前が挙がり「来年はここで『野球人生が変わった』と思える1年にしたい」と目の色を変える。
○…現役ドラフトでソフトバンクから移籍した大竹耕太郎投手が、早くも来春沖縄キャンプでの実戦アピールに気持ちを高めた。「暖かいですし、飛ばしすぎはいけないけど、早めに投げたい」。先発ローテ入りを目指して「一番乗り」の実戦登板もいとわない構えだ。入団発表翌日は熊本・玉名市で野球教室に参加。年明けはハードな練習で有名なソフトバンク和田と長崎自主トレに励む。「和田さんとやるんで、2月には完全に仕上がっていますから」と笑顔に自信をにじませた。
○…高寺望夢内野手は打者の理想型に広島西川を挙げた。「めちゃめちゃYouTubeを見ています。ヒットメーカーに見えるけど、長打も結構ある。そういうところがすごい」。高卒2年目の今季は1軍で打率1割3分、2打点に終わり、現在は「できるだけ自分の形の中で思い切り振って、振る力をつけています」。打力向上で3年目の飛躍を狙う。
○…前川右京外野手は「ツイスト打法」習得で打率向上だ。スイング後、ひねった腰を戻す同打法。「緩急だったり落ちる球に対応できないので」と、シーズン中から取り組んでいる。YouTubeで参考にしたのは巨人阿部ヘッド兼バッテリーコーチ。「意識というか、こういう感じなのかなと、おおまかに見ました」。打法習得で右翼争いに割って入る。
○…小野寺暖外野手は感謝の思いを新背番号60にこめる。「お父さんのような方」と語る大商大・富山陽一監督がつける同番号。「『支配下になって60番を勝ち取れ』と言われていた。(連絡したら)めちゃくちゃ喜んでいました」と明かした。入団時からキャッチボール相手だった先輩、中谷将大の番号でもあり「それもあって熱い思いというか、絶対つけたいなと思っていた」と念願を語った。
○…才木浩人投手は京セラドーム大阪での来季開幕カードDeNA3連戦を見据えてアピールする。「もちろん開幕(カード)は入れたら良いかなと思っています。とりあえず自分が今やっている事をしっかりやってキャンプでアピールしないといけない」。18年8月には広島相手に3回2/3 KOを喫した同球場だが「いい印象を上からかぶせられたら」と意気込む。今オフは東京で身体操作トレーニングにも着手し、力を蓄える。



