日本ハム阪口楽(うた)内野手(19)が、メッシならぬ“ハムのグッチ”を目指す。19日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを実施。サッカーW杯でアルゼンチンを優勝に導いたメッシとは誕生日が同じ6月24日。日本代表FW前田大然(25)とも幼なじみの近未来のスラッガー候補は、来季2年目の1軍定着から、“球界のバロンドール”を目指す。
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サッカーW杯でアルゼンチンを36年ぶりの優勝に導いたメッシと阪口には共通点があった。フランスとの決勝は「爆睡してました」と観戦することはなかったが、実は誕生日が6月24日で一緒。「同じなのはうれしいですね」と、史上最多7度のバロンドール受賞者にあやかって活躍を期す。メッシは「(自分と)比べるものがない」というほどの大スターだが、阪口も高卒1年目から2軍で64試合に出場。7月には1軍に昇格してDHでスタメン出場し、初安打を記録した。
閉幕したW杯は身近な存在でもあった。決勝トーナメントのクロアチア戦でゴールを決めたFW前田大然とは、大阪で過ごした幼少期から家族ぐるみの付き合いがある幼なじみ。大会前にはLINEでエールを送り、敗退後にインスタグラムのDMで返信があったという。「『プロなったのすごいな。お互い頑張ろう』って返ってきて。びっくりしたっす」と喜んだ。
サッカー日本代表は帰国後にテレビ各局に出演。阪口は前田との共演をひそかに目指し、「それくらいのレベルにならないと」と話す。実現するためにも1軍定着を果たし、成績を残す。「まずは1軍の試合に多く出ることが目標。まだ守備にもついてないので。守備ついて、いっぱい打って活躍する」。世界中を熱狂させた大舞台から受けた刺激を、来季の起爆剤にするつもりだ。【石井翔太】



