西武山川穂高内野手(31)が“新相棒”の大幅リニューアルを模索する。本塁打、打点の2冠から進化を遂げるべく、来季に向けて「新しいバットも試しながらやっていきたい」。シーズン終了後、契約するミズノ社の工場に足を運んだ。ヤクルト村上ら一流打者のモデルも参考にしながら、試作品を作ってもらった。
改良のテーマは「直球への対応」だ。オリックス山本、ロッテ佐々木朗ら球界全体の高速化が進む中で「前に使っていたバットでは時代遅れになってしまうかもしれない。がっつり変えました」。飛距離を重視していた従来のモデルを大きくアレンジし、操作性を高めた。
長さは87センチから85センチに短く。重さは約20グラム減の900グラムに。振り抜きやすいよう、形状にも変化を施した。先端はくりぬいて、ヘッドがよく走るように加工。逆にグリップは太くした。
反省を生かすテストでもある。今季は9月に不振に陥った。疲労が蓄積され、重たいバットを思い通りに扱えなかった。「30歳も過ぎた。バッティングのスタイルは変えないですけど、バットを変えて、いいスイングができるように」。来季に使用するかの最終判断は、春季キャンプやオープン戦の調子を見てからになる。自らの体とも向き合いながら、最高の1本を追求していく。【上田悠太】



