東都大学野球2部の東洋大が9日、埼玉・川越市内の同大グラウンドに選手全員が集合し、毎年恒例の必勝祈願を行った。

ドラフト上位候補の最速155キロ左腕・細野晴希投手(3年=東亜学園)は「全勝」をテーマに掲げた。昨年は春季リーグで2部1位となったが、中大との入れ替え戦で惜敗。秋季は2部2位で終えた。「去年は悔しい思いをしたので、今年こそはという気持ち。投げる試合は全部勝って1部に上がりたい」と決意を語った。

昨年で杉本泰彦監督(63)が退任し、就任1年目となる井上大監督(49)は「本来なら昨年(1部に)上がっていなきゃいけなかった。私生活含め、全てにおいて厳しくやっていきます」と指導方針を話した。