東京6大学の明大・宗山塁内野手(2年=広陵)が9日、20歳の誓いを掲げた。

府中市内のグラウンドで、練習始めを行った。

宗山は1年春からリーグ戦出場を重ね、すでに通算61安打をマーク。昨年の春は打率4割2分9厘で首位打者を獲得し、3季連続で遊撃手のベストナインに輝いている。チームの主軸として結果を出し続けているが、戦後初のリーグ3連覇と4冠を目指す今年に向けて「結果を出したい気持ちもあるけど、目の前の1試合1打席をおろそかにしないで、大事にしていきたい」と冷静に話した。

3日に行われた地元・三次市の「二十歳のつどい」に参加。「より責任を伴うようになる」と自覚も増した。

年末には、母校・広陵の寮に2泊3日で泊まり込み練習に参加。高校生と同じメニューをこなした。「当時の感覚を思い出して懐かしかったし、高校生の姿を見て刺激を受けました」とパワーをもらった。