オリックス森友哉捕手(27)が15日、大阪桐蔭の先輩でアスレチックス入りが決まった藤浪晋太郎投手(28)との海を越えた共闘を心待ちにした。

「お互い新天地で、いい1年にできるように。藤浪さんにも頑張ってほしいですし、その分、自分も一生懸命頑張りたいなと思います」。藤浪の活躍も刺激にする。

2人は大阪桐蔭で11年秋から本格的にバッテリーを組み、12年の甲子園で春夏連覇。チームが勝てるようはっきりと自分の考えを伝え、バットでも高い貢献度を誇る森は、藤浪にとって絶対的な女房役だった。森にとっても、実直に野球に取り組む藤浪は信頼できるエースだった。

メジャーリーガー藤浪について、森は「楽しみですね。どんなピッチングしてくれるんやろうっていう楽しみの方が強いですね」と声を弾ませる。それぞれの新天地で、新たな道を切り拓いていく。