西武のドラフト5位、山田陽翔投手(18=近江)が22日にプロ入り後初ブルペンに入る。埼玉・所沢で新人合同自主トレ第3クールを終え「すごく練習に集中できた。慌てず、キャンプに向けてしっかりやっていきます」と、じっくり体をプロの練習に慣らした。

ブルペンでの投球練習は約1カ月ぶりとなる。マウンドでシャドーピッチングした際には「高校の時とは違って、すごく硬いマウンドでした」と、これまでとの違いを感じつつも、感触は悪くなかったという。

甲子園で3季連続4強入りした右腕は、高校ではエースで4番を担った。打撃練習はもう3カ月していない。少し寂しさもあるが「同期の選手たちがやってるのを見たら、かなわないです。二刀流? 多分無理っす」と笑った。「まずは慣れるところから。(ブルペンに)入るのがすごく楽しみだなと思っています」。投手山田として、日曜日が待ち遠しい。【鎌田良美】

【関連記事】西武ニュース一覧