シン「神盗塁」で世界一! 3月のWBC侍ジャパンメンバーに内定している阪神中野拓夢内野手(26)が20日、球団OBの鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)が13年WBCで記録した「伝説の盗塁」の再現に闘志をみなぎらせた。

この日は愛知・岡崎市内で自主トレを公開。持ち味の走力を前面に押し出し、世界を舞台に立ち回る。

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岡崎市の中根康浩市長(60)は阪神中野拓夢内野手(26)に“家康ばり”の天下統一!?を期待した。「市をあげて応援している」という三菱自動車岡崎OBの侍候補入りに「WBCが楽しみで仕方がない。大谷君より中野君です。我々は」と目を輝かせる。

現在放送されている大河ドラマ「どうする家康」では、岡崎市も徳川家康の故郷としてロケ地の1つとなっている。中根市長いわく「人気で言うと秀吉、信長にちょっと劣る」という家康だが、「(中野と)2枚看板があれば秀吉を超えられる」と笑顔だ。

中野は今月12日、岡崎市役所を表敬訪問。市長は「名誉市民か何かにしなきゃね。プロ野球でベストナインに選ばれただけでも十分、名誉市民。これから先もなかなかないことだと思いますよ」とニッコリ。同市にゆかりのあるスター誕生に心を躍らせた。

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