西武山川穂高内野手(31)が22日、沖縄・浦添市内で自主トレを公開した。

同僚の西川や、入門中のロッテ山口、ソフトバンク・リチャードとともに汗を流した。

出場が内定しているWBCについては「もう世界一取るだけだと思うので。5回目の大会で一番大きな大会だと思うので、ここでまた世界一を取って日本の野球を世界に知ってもらうというか。日本でもちろん注目度も高いと思うので子供たちにとにかく。僕も子どもの時にいっぱい見ていましたし、そうやってまた最高のプレーを見せることによって野球がもっともっと盛り上がるようにしたいなと思います」と故郷沖縄で意気込みを示した。

現在は先端をくりぬいたバットを使い練習しており「ものすごくバットが振り抜きやすくて、打球もやっぱり飛ぶんで。(今年は)もう変えるつもりはないです」と宣言。各球団の投手陣の“高速化”が進む中で「自分のプライドというか、そういうのは守りたかったんですけど。今もう、とにかく投手が速いので。そのスピードにバットスピードを合わせなきゃいけない」と決断の理由を話した。

現在は風船を使い、腹筋に息を送り込みながら、下半身をかちっと決めて打っている。「今すでにいい打ち方できてる自信はあるので、このままいきます」と頼もしかった。【金子真仁】

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