中日は23日、名古屋市のナゴヤ球場で昨年末に獲得した新外国人選手、アリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)、ソイロ・アルモンテ外野手(33=メキシカンリーグ)、オルランド・カリステ内野手(30=メキシカンリーグ)の入団会見を行った。

メジャー通算41本塁打のアキーノは前日22日に、立浪監督と焼き肉面談を受けたばかり。「監督に実際に焼いていただき、いままで食べたことないくらい、おいしかった」と笑顔を見せた。得点力増の中核を担うことを期待される大砲候補。「常に全力プレーを心がけ、チームのために戦う」と表情を引き締めた。

18年から3年間中日に在籍し、復帰したアルモンテは5キロ以上体重を絞った。「上半身の力と下半身の力をうまく出せる。減量で楽になった」とニヤリ。ドミニカ共和国では一塁守備練習も継続してきた。「3年間の経験を生かしてチームに貢献したい」。日本での通算打率3割1分6厘、31本塁打、131打点を刻んだ打棒の再来をにらんだ。

投手、捕手以外の全てを守れるカリステは、「日本のリーグで力を試してみたかった。勝つために、プレーオフに出るために全力プレーしたい」と意気込んだ。