今春キャンプは緩和が進む。プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)による理事会・実行委員会が23日に行われ、新型コロナ対策について話し合われた。

感染予防ガイドラインの準備が進められているが、今春に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」への引き下げが見込まれる。キャンプはガイドラインに沿って対応するが、NPB井原敦事務局長は「5類になったらガイドラインは要らない。(キャンプは)発症対応になる。発症していない時に検査はやらない」と話した。ファンサービスについては「今のところ、距離を取る。取れない場合はマスク推奨」としながらも「球団とキャンプ地の自治体の判断になるが、相当、緩和されると思う」と見通しを示した。

◆その他の承認・報告事項 (1)3月6日の理事会で統一試合球のメーカーを選定(2)今季のファーム日本選手権は宮崎で開催(3)フェニックスリーグは10月9~31日、宮崎で開催(4)先発投手がDH兼任で降板後も打席に立てる「大谷ルール」の今季からの適用を確認。