ロッテの新人合同自主トレが24日に最終日を終え、ドラフト1位の菊地吏玖投手(22=専大)は2月のキャンプでも元気と柔軟性のある投球でアピールすることを誓った。この日は寒さのために室内での練習となったが、ノックなどでも新人選手の中でひときわ大きな声で引っ張った。報道陣から元気の象徴を問われると「なかやまきんに君さんのモノマネなら…」と披露。「そんなに構えられると」と少し緊張の中、数多くのカメラの前で「ヤ~~!」。自慢の筋肉に挙げた右肩を前に出す本家同様のポーズとともに、少し甲高い声がロッテ浦和球場に響いた。笑いとともに大きな拍手も浴びた。

さらに自身の売りには「体の柔らかさですかね。股割りとか出来ます」。大きく足を開いて胸までピタリとつけてみせた。さらに「ブリッジも。立った状態からやって、立ち上がれます」と続けた。「柔らかさによって前でしっかり粘れるようになりましたし、ケガ予防にもなりました」。風呂上がりのストレッチで磨いてきた体を誇った。

キャンプ地の石垣島には「マッサージ器を持っていきます。肩たたきの強化版と思ってください」と筋肉ケアも忘れない。急な“一発芸”三連発に、最後は大粒の汗を拭った。【鎌田直秀】

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