広島上本崇司内野手(32)が地元福山市での自主トレを打ち上げて、広島市内の合同自主トレに合流した。

昨季プロ10年目で初の開幕スタメンから自己最多94試合出場も、コンディション不良による離脱もあった。「年齢も重ねて、体力面でもちょっと不安があった。ケガもしましたし、もう1回頑張って鍛えようかなと」。昨年の自主トレよりも約2倍のランメニューを課した。ユーティリティー性を武器とするため、内野外でノックを受けた。「やっておけばよかったなという思いはしたくない」。シーズン戦い抜く準備を整えた。

自主トレには、広陵の後輩中村奨も参加した。ドラフト1位で入団も、1軍に定着できずに6年目。危機感からか、連日6時間の練習後には最長2時間の自主トレを課していた後輩の姿に「それくらい気持ちがある。やるのは自分次第」と奮起に期待した。

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