「対戦したい打者は村上です」。キャンプインを翌日に控えた1月31日、ヤクルトの新外国人で先発候補のディロン・ピーターズ投手(30)、ライネル・エスピナル投手(31)と抑え候補のキオーニ・ケラ投手(29)が那覇市内のホテルで入団会見。1番対戦したい打者を聞かれ、メジャー経験のある3人が口をそろえた。

村上の3冠王や56本塁打が米国で目立って報道されていたわけではないが、インスタグラムやツイッターなどのSNSでチェック。「同じチームなので対戦はできないけど」と前置きしながら、若き主砲の能力にほれ込んだ。

パイレーツから移籍したメジャー通算59試合、13勝左腕ピーターズは「早く生の打撃、生ゴジラを見たい」と村上をゴジラに例えた。さらに「MLBでも、もっともっと大きな話題になって注目されていくと信じている」と太鼓判を押した。

守護神マクガフの後継として期待される最速160キロ右腕でメジャー通算243試合登板のケラは「数日しか会っていないけどとても良いバッター」と絶賛。レッズから加入した身長190センチの大型右腕エスピナルも「村上には全ての面で期待している」と、新入団会見にまで村上の影響力が及んだ。【三須一紀】

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