ハンカチなどの製造卸売業として創業100周年を迎えた川辺株式会社が1日、元日本ハムの斎藤佑樹氏(34)とパートナーシップ契約を行ったと発表した。

斎藤氏は早実(東京)時代の06年夏の甲子園で日本一に輝き、マウンド上で青いハンカチで汗をふく姿が「ハンカチ王子」として大フィーバーとなった。

同社は「一度、ハンカチとちゃんと向き合いたい。斎藤さんに、そう言われました。私たち川辺株式会社は、主にハンカチの製造と販売を手がける会社です。本日、創業百周年を迎えました。新たに販売するメッセージハンカチをはじめ、百周年をひとつのスタートにして川辺はさまざまな試みを進めます」など、メッセージを発表した。

◆川辺株式会社 1923年(大12)2月、ハンカチおよび手ぬぐいの製造卸売業として東京日本橋橘町(現在の東日本橋)で創業した。今ではハンカチを中心に、スカーフ、マフラー、バッグ、雑貨、フレグランスを扱い、製造から小売業まで行う企業として発展。23年に100周年を迎えた。「ありがとう。これからもずっと。」を創業100周年のスローガンとし、感謝の気持ちを持ち続け、次の100年を歩んでいく。所在地は東京・新宿四谷4丁目16番3号。岡野将之社長。