侍ジャパン合流前に「朗希VS村神様」が対決する可能性が出てきた。ロッテの佐々木朗希投手(21)が侍ジャパン合宿前の15日に行われる練習試合ヤクルト戦(午後1時開始、糸満)に登板することが有力となった。

2日、沖縄・石垣島での春季キャンプでの初ブルペンを見届けた吉井理人監督(57)が「ライブBP(シート打撃形式)が9日に予定している。(実戦は)15日かなあ。まだ、その前のブルペンやライブBPを見てみないと分からないので決定ではないですけれど」と言及した。登板が実現すれば、ヤクルト村上宗隆内野手(23)との“夢対決”が見られるかもしれない。

佐々木朗はこの日、直球29球、スライダー11球、フォーク9球の全49球を投げ、「ストレートに関してはもう少し状態を上げていかないといけないと思うんですけれど、変化球は合格点だと思います」。WBC公式球の対応にも「(昨年)11月の強化試合の時よりはだいぶ慣れました。しっかり操れている感覚があります」と手応えを口にしていた。

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