阪神は7日、沖縄・宜野座キャンプで初の実戦形式となるシート打撃を行った。新外国人シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス)、ヨハン・ミエセス外野手(27=レッドソックス3A)が「アベック1号」を放ち、虎党は大盛り上がり。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

-第3クールは1、2軍合同シャッフル紅白戦がある

「いやいや、だから12月も実戦してなかったんでね。今日はほとんどシート…、シートなんかやるつもりなかったんだけどね、はっきり言って。(メニューに)シート入れてなかったよ。まあピッチャーが投げたい言うからね。2日間、また休み明けか、雨の分ね、投げてないピッチャーいるけど、おーん。ホントはシートなんかやるつもりなかったよ、おーん」

-初実戦は11、12日と考えていた

「だからそれは練習をコーチに任せてたから、シート入ってたから、俺は全然知らんかったけどね。もっとそら打たなあかんなと思ってたけどね。サインプレーとかね、時間的にはね」

-サインプレーは毎日やっていかないと

「そら、まだまだやりますよ、それは、おーん。まだまだそれは無理なんで、今の状況では。メンバーも変わってるからね、そんな簡単なものじゃないってことやね」

-キャンプ序盤は練習の期間と話していたが

「いや、だから練習、サインプレーとか連係とかな、そういうのを含めてやからな。打った守ったの時期じゃないからな。11月みたいに。だから、やること多いわけやんか、11月よりも。チームとして機能しないとアカン部分があるわけやから。そのへんはまだ実戦になってもやっていかなアカンと思うけどな」

-ある程度メンバーやスタメンも固定

「スタメンなんかまだわからんへんって(笑い)。まだ2月の7日やで(笑い)。スタメンとかそんな問題やないやんか。そんなん今から決めたったら、そこに割り込もうとする選手がかわいそうやんか」

-桐敷のことも含めて、コーチ陣の練習メニューの工夫の必要性は感じたか

「そうやろな~。今日は大分、文句言うたけど、だからこの時期の、ちょっと違うよな。この時期でな、お~ん。チームとしても機能せなやらなアカンことがあるのに、シートになると対戦になるからな。ピッチャーとバッターの。そういうことやろ。だから、ピッチングコーチは抑えてほしい、バッティングコーチは打ってほしいになる。まだこの時期にそういうのをやる必要性があるのかなと俺は思った。シートをやりたいっていうのは。だから『やめろ』とは言われへんからな。任せているわけやから。だからピッチャーの調整か、バッターの調整か、それは分からへんから。だから俺はそんな11、12日に紅白をやると言うたけど、それでその結果でな、おーん、打ったから1軍、打たなかったら2軍とかそんな評価はするつもりはないから。そっから徐々に慣らして行ったらええと思うんだけどな、おーん」

-実戦形式が入ることで、勝負もついてしまう

「だんだん練習のメニューが出来へんようになるもんな」

-そういうフォローはコーチにももらいたいか

「だから、選手の見極めになってくるやんか。紅白にしても結局、そういうことやろ? こいつは実戦で使えるな、とか使えんなとか。実戦になってきたら、そうなってくるからな。でもそこまでの過程で、まだな…、チームとして機能せんうちに、選手の評価するんちゃうからな。チームにいるかいらんか、必要かいうことやからな。1軍のメンバーとしてな。だから、はっきり言って、そんな慌てることないと思うよ。う~ん。だから実戦はゆっくりやるということやったけどなぁ」

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