DeNAドラフト1位の松尾汐恩捕手（18＝大阪桐蔭）が7日、プロ入り後初のシート打撃で京山、三浦を相手にマルチ安打をマークし、周囲から絶賛の声が上がった。
戦略的パートナーシップを締結するダイヤモンドバックスのマイナー傘下から特別コーチで参加するガルシア投手コーチは「キャッチングも素晴らしいですし、打撃でもいい当たりを打って、すごくいい選手だと感じた」と評価した。
メジャーリーグの中で松尾のプレーとイメージが重なる選手はいるかと聞かれ「マルドナド選手に近いかなという印象を受けた」とアストロズの正捕手の名前を挙げた。
相川亮二チーフ作戦兼バッテリーコーチは「久しぶりの実戦形式という中で、しっかりコンタクトできるというのは彼の能力。（阪口とバッテリーを組んだキャッチング面でも）1球も落としていないですし、全部しっかり捕球していたんでね」と話した。
三浦大輔監督は「面白かったですよ。京山も意地になって真っすぐばかり投げていたし、松尾も食らいついていましたし、その中で詰まりながらも（安打を）打って。いいですよね、ああいう若手のね。京山もそこで真っすぐで押したのも良かった」と評した。
