巨人が宮崎キャンプ第2ール2日目の8日、今キャンプ初のシートノックを行った。原辰徳監督(64)は「まあ、今日はちょっとセカンドもやってもらおうと。彼がいろんなポジションに就くと他の人たちがビビるよ」と新加入の松田宣浩(39)が二塁に入れた。

 

■守備位置

【捕手】大城卓、岸田、小林

【一塁】中島、中田翔

【二塁】吉川、松田、湯浅

【三塁】岡本、増田陸、秋広

【遊撃】坂本、門脇

【左翼】ウォーカー、増田陸、長野

【中堅】ブリンソン、鈴木、萩尾

【右翼】丸、オコエ

 

首脳陣が内野起用を構想していた増田陸は、自ら志願して外野の守備にも就いた。原監督は「やっぱり本人の意思力というのはとても大事なことでね」と尊重した。

新外国人のルイス・ブリンソン外野手(28=ジャイアンツFA)は強肩を併せ持った安定した守備力を披露。中堅から右翼にコンバートとなった丸も肩の仕上がりは上々だった。

ブリンソンは「肩の状態も9割仕上がっています。送球の正確性を追い求めていった結果、ノーバン送球になる。非常に状態はいいと思います」と好感触。正中堅手の筆頭候補で「スピードと反応の良さ。センターのポジション柄、外野のリーダー。積極的に声を出して、ライト、レフトに指示を与えてというのも自分の強み。バッター、状況によって的確なポジショニングも自分の強みかなと思っています」と話した。

○…松田が8日、今春の宮崎キャンプ初のシートノックで二塁に入った。本職は三塁も、二塁を守り「守備好きなんでやるだけ」と気を吐く。特守も行い、元気に声を張り上げた。

打っては、フリー打撃で初球から柵越えを披露した。「(打撃チーフコーチの)大久保さんに、今年はバットを立てろと言われている。脇は閉めてしっかり打つようにしているんで、その成果が出ているんだと思います」と、攻守で存在感を示した。

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